就労移行支援と就労継続支援の違いとは

query_builder 2025/06/01
29
就労移行支援と就労継続支援は、どちらも障害や病気を持つ方の社会復帰をサポートする制度です。
一見似ているように見える2つの制度ですが、それぞれ異なるサポートを行っているのを、ご存じでしょうか。
今回は、就労移行支援と就労継続支援の違いについて解説します。
▼就労移行支援と就労継続支援の違い
■目的が異なる
就労移行支援は、一般的な企業に勤めることを前提とした就労支援の一種です。
企業で勤めるにあたって、必要なスキルを学ぶ場と考えると、分かりやすいでしょう。
一方で、就労継続支援は一般企業への就職が難しい方に対し、就労機会を提供する支援です。
それぞれ社会復帰を目指す点は同じですが、支援の目的が異なります。
■対象者が異なる
就労移行支援は、企業への就職を目的としているため、18?64歳までの障害や病気を持つ方が対象です。
また、本人が一般企業を希望している場合も同様に、就労移行支援でサポートを受けられます。
就労継続支援は、一般企業への就職が難しい方に向けた支援のため、重い障害や難病の方が対象です。
■賃金の有無が異なる
就労移行支援は、一般企業へ就職するためのスキルを学ぶ、訓練所と想像すると分かりやすいでしょう。
そのため、賃金は発生しないもしくは少ないのが一般的です。
しかし、就労継続支援は仕事を提供する支援を行っているため、基本的に賃金や工賃が支払われます。
▼まとめ
就労移行支援は、一般企業へ勤めたい方が必要なスキルを学ぶ場です。
一方、就労継続支援は企業への就職が難しい方に就労機会を提供しているため、支援の目的や対象者・賃金の有無が大きく異なります。
札幌市東区の『就労継続支援B型事業所 アプローチ』は、障害や病気で働けない方の社会復帰をサポートする就労支援B型事業所です。
自力での通所が難しい方には送迎サービスも行っていますので、個別の支援を受けることができます。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE